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Ubuntu8.10でちょっと古めのスキャナEPSON GT-S600を使う

最近自宅で使ってるPCの環境をDebian sargeからUbuntu 8.10に入れ替えました。
OSのインストール自体はあっさり終わったんですが、スキャナを使おうとした際に若干引っかかった部分があったのでメモしておきます。

もともと『xsane』がインストールされていたので、Ubuntuだしひょっとしたらそのまま使えるんじゃないか…と思って起動してみたんですが、

ダメでした。2年程前のGT-S600なので、最近の機種ならどうなのか分かりませんが。

なので、以前のDebian sargeの時と同じく、エプソンスキャナのLinux用ドライバを提供しているアヴァシスのサイトから、機種毎に用意されているRPMパッケージ

『iscan-2.3.0-1.c2.i386.rpm』
『iscan-plugin-gt-s600-2.0.0-1.c2.i386.rpm』

を落としてきて、
sudo alien -i iscan*
でインストール。『/etc/sane.d/dll.conf』を開き、
epkowa
の一行を追加します。
Ubuntuを含むDebian系で注意する点として、記述されてるコメントにあるように、このファイルを『/etc/sane.d/dll.d』に移動しておく必要があります。

で、今のままだとスーパーユーザのみがスキャナを利用出来る状態なので、『/etc/udev/rules.d/40-basic-permissions.rules』ファイルの
# USB devices (usbfs replacement)
SUBSYSTEM=="usb", ENV{DEVTYPE}=="usb_device", MODE="0664"
SUBSYSTEM=="usb_device", MODE="0664"
の部分に
# USB devices (usbfs replacement)
SUBSYSTEM=="usb", ENV{DEVTYPE}=="usb_device", MODE="0664", GROUP="admin"
SUBSYSTEM=="usb_device", MODE="0664", GROUP="admin"
赤色で示した記述を追加しておくと、USBデバイスファイルの所有がadminグループとして作成されるので、一般ユーザでもadminグループに入っていればスキャナを利用出来るようになります。(Ubuntuではインストール時に作ったユーザはデフォルトでadminグループに入ってると思います)

この設定を反映させるためにPCを再起動するか、
sudo service udev restart
としてudevを再起動します。

これで『xsane』もしくは『iscan』を起動してスキャナが使用出来る状態になっている筈です。

USBデバイスファイルのパーミッションの問題に関しては、debian MLでのDebian Projectの武藤氏の発言が参考になりました。
[debian-users:50581] Re: lsusb が情報を表示しなくなった


iscanを起動した様子


xsaneを起動した様子



あと、これは今回のスキャナの利用には関係無かったみたいですが、Ubuntu 8.10はUSBのデバイスファイルを『/proc/bus/usb/』以下に作りません。
ls /proc/bus/usb/
. ..
なので、USB機器を使用しようとしてデバイスが見つからない等の不具合が出た場合、『/proc/bus/usb/』以下のデバイスファイルにアクセスしようとしてる可能性があるので、
sudo mount -rbind /dev/bus/usb /proc/bus/usb
として、『/proc/bus/usb/』からもアクセス出来るようにすれば解決するかもしれません。これを毎回やるのは面倒なので、『/etc/init.d/mountdevusbfs.sh』ファイルの
do_start () {
#
# Mount a tmpfs on /dev/shm
#
SHM_OPT=
[ "${SHM_SIZE:=$TMPFS_SIZE}" ] && SHM_OPT=",size=$SHM_SIZE"
domount tmpfs shmfs /dev/shm tmpfs -onosuid,nodev$SHM_OPT

#
# Mount /dev/pts. Master ptmx node is already created by udev.
#
domount devpts "" /dev/pts devpts -onoexec,nosuid,gid=$TTYGRP,mode=$TTYMODE

#
# Make /proc/bus/usb work
#
mount --rbind /dev/bus/usb /proc/bus/usb

}
のブロックに、赤色の部分の記述を付け加えておくと良いかもしれません。
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debianでapt-getの質問に適当に"Y"押すと危険。

debian(sarge)でapt-getする際の質問に適当に答えてしまって、パッケージの依存関係がめちゃくちゃになりapt-getでのインストールが全くできなくなったので、その修復作業のメモ。

インストールが出来ないだけならまだしも、もともと入ってたgnomeとかnautilusまで消えてしまって、使用に思いっきり支障が出たのでこれはもう丸ごと再インストールか?…etchにアップグレードもしたいし…とか思いながらとりあえず修復を試みました。


以下、メモとか取る余裕は無かったんで覚えている限りの状況と作業を羅列。

・ランチャーからnautilusを起動しようとしたらエラーが出て起動出来なかったので、dpkg -lしてみるとgnome関連のパッケージが根こそぎremove(アンインストール)されてた。

・removeされたパッケージをapt-getで再インストールしようとしたが、libc6とそれに含まれるtzdata、localeが無い旨の依存関係のエラーが出る。

・どのパッケージをapt-getしようとしても、上記のlic6が…の依存関係で堂々めぐり。しかもlibc6自体はインストールされてる。

・apt-get -f installで依存関係を修復しようとしたら、カーネル以外殆んど全部じゃないか?ってくらいのパッケージをremoveする旨のメッセージが出て、恐くなってabort。

・どうやらlibc6に含まれる仮想パッケージのglibc-2.7が無い事で引っかかってる模様。

・apt-lineからのインストールを諦め、試しにlibc6のdebパッケージを落して来てdpkg -iでインストールしてみる。

・依存関係で弾かれる事無くインストール完了。

・gnome関連のパッケージも、最初は依存関係のエラーが出たが、apt-get -f installで修復した後、インストール完了。

以上で半日つぶれました。
apt-getとdpkgでは依存関係や仮想パッケージに関するふるまいが違うのかどうなのか…とりあえず同じ様な目に逢った人のために書いときます。

MPIOのMP3プレイヤ買った

アポーの製品が話題になってますがお構い無しで。

持ち歩く時ポケットの中でかさばらないような、ちっさいMP3プレイヤが欲しかったので、MPIOのFL500買いました。三角形のやつ。



USBマスストレージ対応となってたんで、Linuxでも問題無いだろうと思ってたんですが、debian sargeでは認識してくれませんでした。試しにknoppix5.1.1で起動して繋いでみましたがこっちも反応なし。
# cat /proc/bus/usb/devices 

T:  Bus=01 Lev=00 Prnt=00 Port=00 Cnt=00 Dev#=  1 Spd=12  MxCh= 2
B:  Alloc=  0/900 us ( 0%), #Int=  0, #Iso=  0
D:  Ver= 1.00 Cls=09(hub  ) Sub=00 Prot=00 MxPS= 8 #Cfgs=  1
P:  Vendor=0000 ProdID=0000 Rev= 0.00
S:  Product=USB UHCI Root Hub
S:  SerialNumber=2440
C:* #Ifs= 1 Cfg#= 1 Atr=40 MxPwr=  0mA
I:  If#= 0 Alt= 0 #EPs= 1 Cls=09(hub  ) Sub=00 Prot=00 Driver=hub
E:  Ad=81(I) Atr=03(Int.) MxPS=   8 Ivl=255ms

他のUSBメモリやデジカメなんかは普通に使えるので、このプレイヤ特有の事なのか…もうちょっと調べてみようと思います。

Debian sargeでEPSONのスキャナを使う

EPSONのスキャナGT-S600を買ったので、Debian sargeでセットアップしました。その時のメモ。

Linux用のドライバはエプソンアヴァシスから『IMAGE SCAN!』(パッケージ名『iscan』)として提供されてるのでそれを使います。インストールガイドが用意されているので基本的には書いてある通りにやればいいんですが、Debianの場合は若干注意する部分があります。

IMAGE SCAN!はバックエンドに『SANE』を使っているので、あらかじめapt-getしておきます。その際、最新のSANEがインストール出来るよう、apt-lineに
deb http://people.debian.org/~aurel32/SANE sarge main
を追加してインストール。

■2007-9-16追記■
現在上記のapt-lineは使用できない様ですが、リングサーバのsargeのapt-lineから取得できるSANEでも問題なく動作しました。
■追記ここまで■

次にエプソンアヴァシスのダウンロードページから、
『iscan-2.3.0-1.c2.i386.rpm』
『iscan-plugin-gt-s600-2.0.0-1.c2.i386.rpm』(選択した各機種用)
の2つのRPMパッケージを落してきて、alienコマンドでインストールします。

SANEでスキャナにアクセスするには、libusbを使う方法と、カーネルのscannerモジュールを使う方法の2通りありますが、今回はlibusbでの設定にしました。(kernel2.6からはscannerモジュールは外されてるらしい)

Debian sargeのデフォルトではrootしか/proc/bus/usb以下にあるスキャナのデバイスファイルにアクセスできないので、パーミッションを変更。

まず、

sane-find-scanner | grep 0x04b8

としてスキャナの接続先を確認。(0x04b8はエプソンのベンダID)

found USB scanner (vendor=0x04b8, product=0x0110) at libusb:001:002

の出力で最後の001:002がそのまま/proc/bus/usb以下のデバイスファイルの存在場所となるので

chmod 606 /proc/bus/usb/001/002

としてパーミッションを606に変更。

次に、Debianでの注意点として、『/etc/sane.d』にある設定ファイル、『dll.conf』を同じディレクトリにある『dll.d/』へ移動する必要があります。これはインストールガイドに載ってないのでハマりました。『dll.conf』のコメントに記載されてるのでちゃんと読めば解るんですが。
で、その『dll.conf』に

epkowa

の一行を加えます。

そして、『epkowa.conf』に

usb
#usb /dev/usb/scanner0 (カーネルモジュールの設定をコメントアウト)

の記述がある事を確認。


これで、一般ユーザで
scanimage -L

としてスキャナの機種名が表示されればOK。

SANE本家のフロントエンド『xsane』、もしくはエプソンアヴァシスの『IMAGE SCAN!(コマンドはiscan)』どちらからでもスキャン出来るようになります。

netatalkのポート番号

ImageServer1 -transall -port 12000 -maccodepage "SHIFT_JIS" -uamlist uams_guest.so -defaultvol /etc/netatalk/GuestVolumes.default
ImageServer2 -transall -port 12001 -maccodepage "SHIFT_JIS" -uamlist uams_clrtxt.so,uams_dhx.so -defaultvol /etc/netatalk/AppleVolumes.default


netatalkで、 afpd.confに2つのエントリを書いて、Macの『セレクタ』からは別々のサーバとして見えるように使ってたんですが、全てのエントリに使用する TCPポート番号を明示しておかないと1番目のエントリはTCP/IPでデフォルトポート(548番)への接続になり、2番目以降のエントリは全て Appletalkでの接続になってしまうんですね・・・

MacOSX10.4からはAFPoverTCP/IPでの接続しか出来なくなっているので、2番目以降のエントリに書いた方にアクセス出来なくてこの事に気付いたんですが、10.3まではAppleTalkで接続していた様なので、特に意識してませんでした。

『netatalk.log』を見てみると、MacOS8.xとかはファイル共有の『サーバ側』としてはAppletalkのみですが、クライアントとしてnetatalkに接続する際は、サーバ側が受け付けていればTCP/IPでの接続になるようです。
Profile
choco
Author : choco

印刷・製版の現場を経て、広告制作会社でPhotoshopを使ったビジュアル制作を担当。

→現在は車載機器開発ベンダにて、組み込み3Dデータ作成やUIデザインなどを行っています。

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